何でも「くくりたがる」
くくり、くくる・・・この言葉を聞いたことがある人は多いでしょう。
木曜深夜の「アメトーーク」で雨上がり決死隊の蛍原さんが「今日は何のくくりですか」とおっしゃっていることを聞いたことをあると思います。
特にアメトーークでは、共通の話題を持つ、その人がその話題そのものやあるあるとかを発表していく。それを聞いた知っている人、知らない人も楽しむ、的な感じです。
その「くくり」なるものが最近、多いなと思うのです…。
特に最近では「○○ハラ」という、嫌がらせを行う人に対して主に使用される言葉でありますが、その種類がかなり多いなと思うのです。おそらく、話題を取り上げる側がそう「くくる」ことによってより簡単に話を伝えやすくしようとしているのかもしれません。
最近のニュースで話があるのが『鬼滅の刃』を見ていない人に対する「キメハラ」というものです。正直、私は『鬼滅の刃』の漫画やアニメを見たことがないのですが(かまいたちのネタではとなりのトトロ見たことないねんとかありましたね)、そういうようにくくるのはちょっと抵抗があります。
かなり昔の話にはなりますが、土曜日の夜8時から『8時だョ全員集合』を見ていないと週明けの学校での話題についていけないというのは聞いたことがありますし、似たようなことが各世代にもあるはずです。
それに「ハラスメント」認定をするのもなあと思うのですが、どうお考えでしょうか。
たしかに、昔は名前がついていなかったものに名前をつけるのは他にもあります。正式な病名とか、定義とかが確定したことによってつけられる名前とか…。
その定義づけしたことによってつけられた名前が間違った使用をされることもあります。(よくある代表例があるのですがめんどくさいので省きますが…。)
おそらく、今回のハラスメントの問題は、情報を伝える側が見ている人はその話題のことを知っていることを前提にしているからなのだと思います。かといって、知らないとは思いますが…といっても突っかかってくる人間がいるのでややこしい。
いらないところで配慮をして配慮をしないといけないところで配慮をしていない。
そのようなところからこのような問題が多数出てくるのではないでしょうか。