papertailのブログ

ASD,ADHDの自分が思ったことなど書いてます。twitter:@tailpaper

笑いと罪悪感

新年度になり、近所に咲く桜もほぼ満開となっています。普段ならその桜の木のもとで沢山の人が屋台で買った食べ物を食べたりゲームをしたりしていますが、今年は新型コロナウイルスの影響で中止となっています。どこか寂しい雰囲気がある中での春となっています。

ところで、先日亡くなられた志村けんさんの追悼特番を見ていました。かなり昔の映像から直近の映像まで、ずっと笑いっぱなしでした。特番を見終わった瞬間、何でこんな番組をしているんだ?もう新しい作品は見れないのかと非常に悲しい気持ちが押し寄せました。

話は少し変わりますが、私が小学生の頃だったでしょうか、バカ殿を見ているときに、食べ物がもったいない、こんなの見るなと親にチャンネルを変えられてしまいました。以降、見るとまた言われて他の番組に変えられると思い、見れていませんでした。今考えると、なぜ見なかったのだろうかと思ってしまいます。もう遅いですけど。親が思うには、食べ物を大事にしない人間になるのではないかと思い、そのような行為に出たのだと思います。でも、自分自身そんな粗末に扱うことはありません。

本来起こすことのないようなことを、普段の場面で起こすという事により、そんなわけないだろと思い、そこから笑いが生まれるのだと思います。

昨日の番組を見ると、そのようなバカバカしさを振り切っている、だからこそ思い切り笑えたのかもしれません。

いろいろなエピソードを見聞きする機会もあるのですが、そこでは、心の底から笑えないことがあります。自分自身が抱えていることで、パニックによって実際やってしまいそうだなとか思って、笑いたいのに、こんなことをするといろいろな人に笑われてしまうのかと思い、反対にふさぎ込みそうになってしまいます。ちょっと考えすぎなのかもしれませんが、過敏に反応してしまうので、そうなってしまいます。

笑いが免疫力を上げるということですから、自分が何も考えず、映像を見てただただ笑えるものを見たいなと思います。