papertailのブログ

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聞く耳考える頭

最近のことでいろいろ疑問に思ったことがあったのでちょっと文章にまとめてみたいと思います。

 

いきなり本題になってしまいますが、オリンピック会長の発言についての伝え方についてです。

最終的に、問題があったと取られかねないような発言がもとで辞任になることになったようですが、その報道の仕方がどうも引っかかります。

どの人物も平等に扱わなければならないという現代でこのような問題は慎重に扱わないといけませんが、伝言ゲーム的な報道の仕方になっているような気がします。

先週の報道の始まりでは、このような発言があり、この発言が問題であったというような感じだったように思います。しかし「蔑視」という報道、そして今日は「誰に対して」と人物を特定しての報道でした。

あの発言は正しいとは思いませんが、話を悪い方向に持っていっているように思いました。

 

また、今回の報道で「許せない」と言っている政治家の方々は外交の問題について「対話をすればわかる」と言ってる人が多いように思うのですが…。これも偏見なのでしょうかね。

 

話は戻りますが、今回の発言をはじめ、言葉によって叩くことが頻繁に見られるように思います。叩かれる存在というものは、一人しか存在してないもしくは特異なキャラクターの人間のように思います。

正直、知らない人がこのような悪いことをしていたと言われても「知らんがな」なのでイメージも何も変わりがないしそのような人が大半であることで伝える側にも何のメリットもないですが、やはり知っている人が悪いことをすることによって次の問題が起こるまで世間の関心がそちらに向くことで報道する側には「見てもらえる」というメリットが生まれます。

いろいろと知識が入ったり、自分としての考え方が変わることによって人それぞれの考え方が生まれるのですが、完全に自分の考えだけで生きていくのも、古い考えとなり流れに置いていかれる問題があります。

聞く耳を持ち、考えることが重要ではありますが、なかなか自分のことで手一杯、です。